2010年4月29日木曜日

スモールワールド。

前の会社の先輩が今月で退社することになった。
とてもお世話になった。いや、これからもきっとお世話になる。

送別会にも顔を出したかったのだけど、
向こうは東京、こっちは新潟。たやすくは叶わない。

そんな状況に、かつての同僚が素敵な提案をしてくれた。
「Ustreamで中継します」と。

Softbankが出資し、つい先日、
日本語サービスもスタートしたUstream。
YouTubeの生放送バージョンとでも言おうか、
いま撮影している映像をリアルタイムで
オンライン配信できるというもの。





しかも専門的な機材はかならずしも必要ない。
最低、iPhoneさえあればいい。

Twitterとも連動していて、映像を見ながらガヤを入れられる。
酒の肴には持ってこいだ。つい飲み過ぎました。

東京、新潟、シンガポールで働いている元同僚も参加して、
都道府県も、国境も、時差も飛び越えた、
No Borderな送別会となった。

物理的距離が意味を失っていく。
世界が小さくなっていく。
この感覚はとても痛快だ。さらなる可能性に胸が躍る。

こんなこと言うと、
「バーチャルに支配される」なんて声も聞こえてきそうだが、
そんな懸念は必要ない。

「あの場に参加したい」という悔しさは
しっかり感じていたのだから。

2010年4月28日水曜日

全自動洗濯機は、半自動洗濯機である。

4月に転職した関係で、単身赴任生活を送っている。
約2年ぶりのひとり暮らし。約2年ぶりの炊事・洗濯・掃除。

料理は好きだったり、掃除は必要に迫られたりで、
ちょいちょいやっていたのだけど、
嫁と暮らし始めて以降、洗濯にはまったく手を付けずにいた。

「嫁のパンツを洗うような男になるな」という、ある人の助言を守って。

それにしても洗濯機は便利だ。
衣類やタオルを放り込んで、適量の洗剤を入れさえすれば、
あとはぜんぶ勝手にやってくれる。



うそ。

やってくれない。あくまで洗うところまで。

洗濯のゴールはきちんとたたまれた状態でクローゼットなり、
タンスなり、然るべき場所に収まっているところまでであり、
「汚れは落としといたから、あとよろしく」っていうのは、
中途半端というか責任放棄というか竜頭蛇尾というか。

全自動洗濯機と名乗るからには、ぜんぶをやりきってほしいと、
切ない想いをここに綴ってみた。

蛇足だけど、
話し言葉のくせで、つい「センタッキ」と入力してしまっても、
ヘンテコな変換しかされんよ。

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