2010年5月20日木曜日

ヨコタの結婚概論

思えば、人生は実験と観察のくり返しのような気がする。
未知の領域に踏み込んでみたり、失敗から何かを学んだり。
時には誰かの動きを注意深くチェックしたりしながら、
自分の肥やしにしたりする。


ならば、少し記録をまとめてみてもいいかもしれない。
テーマは結婚。被験者は自分。
実験と観察の、過酷な日々は続いている。
あくまで経過報告。


年齢的な部分が大きいのだろうけど、
まわりの知人・友人を見渡してみると
結婚にさまざまな想いを巡らせる人が多い。




結婚に憧れつつ、ふさわしい相手との巡り会いを待つ者。
ふさわしい相手は目の前にいるが、その時がまだ訪れない者。
いつか訪れるその時を、できるだけ先回しにしたいと言う者。
これから始まる結婚生活に、目を輝かせ心躍らせる者。
結婚から数年を経て、終わりの気配すら匂わせる者。


何かのヒントになれば、幸いであります。


【1】ゴールでも、スタートでもない。
言い換えれば、何も終わらないし、何も始まりません。
単なる通過点。実際のところは、その程度の存在感。
恋人同士のドキドキをなくすのが嫌だって人もいるけど、
結婚したあともアツアツの人だっているし、
結婚する前から冷えきっている人たちもいます。結婚が理由ではない。
「紙切れだけ」みたいに言う人もいますが、
役所に出してしまえば、婚姻届は手元に残らないので、
下手すれば紙切れ程度にも感じないかも。


【2】ごはんは人と食べた方がおいしい。
「気心知れた」って付け足したほうがいいかもしれませんが。
単身赴任をしてみて、いま痛感していることです。
家に帰って、ごはんがあって、一緒に食べる人がいるって、
やっぱりいいことだと思います。
個食や孤食が問題視されるのには、理由があるんだなあと。
でも、これ、結婚じゃなくて同棲でもええやんって話です。


【3】相手の家族と家族になれる。
誤解を招きそうですが、結婚して一番良かったのは
これなんじゃないかって思っています。
言ってしまえば本人同士は選んで一緒にいるんだから、
結婚という形式をとろうが関係性に大きな変化はないと思うんです。
僕の場合、相手の家族が愛すべき人たちで、
素直に「家族になりたい」って思えたってことは幸せなのかもしれません。
「結婚に家族は関係ない」って声も聞こえそうですが、
その意見には僕は反対です。


以上は、僕の主観なのであくまで参考程度に。
あと、女性だと人によっては
「名字が変わる」「妊娠・出産」といった話と
切り離すことができないと思います。
こんな呑気な話ができるのは僕が男だからかもなあ。

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