2011年12月27日火曜日

修行グセにご注意を

若い頃は「とにかく何でも経験だ」と
言われます。それはほんとにその通り。

大変な事や気の進まない事も
率先して取り組み、
上司や先輩の言うことに従う。
そして、そこからひとつでも多くを盗み、
自分の成長の糧としていく。

いわば修業期間。
そして、修行に終わりはありません。
すべてを師とできる人は強い。
そういう人は成長が止まらない。
自分もそのようにありたい、と
常日頃から思ったりします。

もはや決めゼリフのようになってきましたが、
このことにまったく異論はありません。
だけど「修行グセ」というものには
やっぱり気をつけた方がいいと思うのです。

30代に差し掛かる僕の歳だからこそ
思うのかもしれないですが、
「偉大なる先輩たち」を
何らかのタイミングで
「ライバル」と変換しなくては、
いつまでも同じ土俵に立てないような気がします。

いつもふたつの目を持ちながら、
片方では、先輩として尊敬と勉強の姿勢を絶やさず、
もう一方では、密かなライバルとして虎視眈々と逆転をねらう。

ガツガツしても疲れるので、
ナチュラルにそんな姿勢で生きられたらと、
ふと思うのでございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

フォロワー