デジタルネイティブは恐るるに足らん。
このことは、ちょっと自信を持って主張したい。
物心ついた頃から身の周りにインターネットや
パソコンがあり、その頃からITに触れてきた世代を
デジタルネイティブと呼ぶという。
まだ小学校に入る前の知り合いの子供は、
テレビの画面を指先でスライドさせようとするらしい。
ディスプレイはすべてタッチパネルだと
認識しているのだ。
もうちょっと年齢が進むと、
パソコンを使いこなすのは当たり前で、
授業のノートをEvernoteに保存したり、
友達とのおしゃべりもSkypeを活用するそうだ。
本当の話かどうかはわからないが、
そんな現実があっても不思議じゃなさそうだ。
じゃあ、そんな彼らがお金を持って購買層になったり
社会人になって一緒に働くようになったら
驚異的な存在になるか、と言ったら、
そうでもないような気がする。
ITの登場や進化にワクワクやハラハラしてきた人々の方が
生まれた時から当たり前に触れてきた人々よりも
それを使って何かしてやろうという気持ちが
強いのではないだろうか。
いや、きっと強い。
でも、デジタルネイティブの中にもきっと
そんな気持ちの強い人は確実にいて、
結論としては、世代だけで区切って
乱暴にタイプ分けしてみても、
あんまり意味ないんじゃない?ということだ。
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