2011年11月17日木曜日

デジタルネイティブ論

デジタルネイティブは恐るるに足らん。
このことは、ちょっと自信を持って主張したい。

物心ついた頃から身の周りにインターネットや
パソコンがあり、その頃からITに触れてきた世代を
デジタルネイティブと呼ぶという。
まだ小学校に入る前の知り合いの子供は、
テレビの画面を指先でスライドさせようとするらしい。
ディスプレイはすべてタッチパネルだと
認識しているのだ。

もうちょっと年齢が進むと、
パソコンを使いこなすのは当たり前で、
授業のノートをEvernoteに保存したり、
友達とのおしゃべりもSkypeを活用するそうだ。
本当の話かどうかはわからないが、
そんな現実があっても不思議じゃなさそうだ。

じゃあ、そんな彼らがお金を持って購買層になったり
社会人になって一緒に働くようになったら
驚異的な存在になるか、と言ったら、
そうでもないような気がする。

ITの登場や進化にワクワクやハラハラしてきた人々の方が
生まれた時から当たり前に触れてきた人々よりも
それを使って何かしてやろうという気持ちが
強いのではないだろうか。
いや、きっと強い。

でも、デジタルネイティブの中にもきっと
そんな気持ちの強い人は確実にいて、
結論としては、世代だけで区切って
乱暴にタイプ分けしてみても、
あんまり意味ないんじゃない?ということだ。

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