2011年10月9日日曜日

すべては真面目ゆえ

今夜も福岡にいる。
中州には行ってないし、
缶ビールを一本飲んだだけ。
福岡らしいことと言えば、
博多ラーメンを食べたくらいだ。
昼もコンビニだったし…って、
誰に言い訳しているのかはわからないが、
おそろしく質素な夜を過ごしている。

思うに「真面目」というのはポジティブな意味でも
ネガティブな意味でも使われる厄介な言葉だ。

コンビニに昼食を買いに行った時のこと。
レジでポイントカードの提示を求められたので、
お金を出す前に店員にカードを渡した。
次にとる行動は、店員はカードを機械で読み取ることで、
僕のなるべくおつりが少なくなるように
財布から小銭を取り出すことだ。

僕のほうが時間がかかる。少し考えればわかることだ。
だけど、その店員はカードを機械で読み取った後、
僕がカードを受け取るまで、ずっと両手で差し出していた。
買った品はまだそのまま。袋に詰められていない。

コンビニの本分とは「コンビニエンス=便利である」ことであり、
便利とはすなわち、ほしいものが素早く手に入ることだ。
カードを丁寧に返そうという気持ちはわかるけれど、
その真面目さは、もはや価値を失ってしまっている。

話は変わるが、また韓国から
「T-ara」というグループがやってきたらしい。
K-POP最後の女王というキャッチフレーズも仰々しいが、
やはりダンスが話題になっているそうだ。



…猫ダンス?
KARAや少女時代からの文脈を考えると、
ずいぶん置きにいったなあ。

広告の世界には「困った時のABC」というのがあって、
「A=動物(Animal)」「B=美人(Beauty)」
「C=子供(Child)」をそれぞれ指している。
どれも好感度が高いので、
広告に出しておいて間違いないというものだ。
猫ダンスに関していえば、このルールを知ってか知らずか、
2つ押さえているとも言える。
ある種、教科書以上に教科書どおりで、
これを企画したのも
きっと真面目な人なんだろうなあと思ったりした。

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