昨夕のこと。
3日間にわたる出張の任務を
すべて完了したその時。
解放感に胸を躍らせる間もなく、
沖縄の空は土砂降りの雨を降らせた。
嫁をして「また連れてったの?」と言わせたからには、
長らく辞退してきた「雨男」の称号を、
この際慎んで拝命したいと思います。
アイ・アム・レインマン。
5月に松戸でお会いした皆さん。
あの日、バケツどころかバスタブをひっくり返したような
雨が降っていたのを覚えておいででしょうか?
9月前半の大阪出張。
台風と待ち合わせをしたかのように、
ドンピシャで突っ込んでいく形になりました。
9月後半の札幌旅行の時も雨が降ったし、
そこに来て今回の沖縄。
干ばつに悩む国々に行けば、
人の役に立てるかもしれない。
ちっとも望んでいないけど、
これが神よりあたえられた使命なのか。
つい、うっかり見つけてしまった天命。
まだ認めてしまうには若すぎる。
運命に翻弄される僕の心をよそに、
沖縄はちょうどお祭りの日だった。
雨に濡れたホテルの窓から見えたのは、
悪天候なんてどこ吹く風で打ち上がる大輪の花火。
なによ、そんなに見事に打ち上がったら、
あたいが悩んでるのがちっちゃなことに思えるじゃない。
ハハハ、もしかして、そんなので励ましてるつもり?
やめてよ、ますます景色が滲むじゃないのさ…。
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